CIRJE Conferences 2003

"Contemporary Economic Policy Issues in Asia"
(ソウル大学経済研究所/CIRJE)

  • オーガナイザー: ソウル大学経済研究所
    日本経済国際共同研究センター
  • Sponsored by Shinhan Bank and ASP Alumni Association
  • 2004年2月1日
  • ソウル大学 Hoam Faculty House(ソウル, 大韓民国)
  • プログラム

日本経済国際共同研究センターとソウル大学経済研究所は2004年2月1日「Contemporary Economic Policy Issues in Asia」と題する共同コンファレンスを行った。コンファレンスでは東京大学側から2つ、ソウル大学側から2つの論文が発表され、財政政策、環境政策、アジアの金融危機の影響などの面から韓国と日本の政策について論じた。コンファレンスで発表されたこれらの論文はSeoul Journal of Economicsにコンファレンス特別号として掲載される予定である。

Trio 2003 コンファレンス (NBER-CEPR-TCER/CIRJE)

  • Organizer:
    福田慎一(東京大学)
    星岳雄(UCSD)
    長岡貞雄(一橋大学)
  • 2003年12月8日-9日
  • アーク森ビル(東京)

本年度のTRIO(12月8日-9日、アーク森ビル36Fで開催)は年金の問題を取り上げた。年金の問題は、日本、欧州そして米国において中長期的に最も重要な経済社会政策の問題の一つである。各地域は人口構成、貯蓄行動そして経済展望において異なった状況にあるが、既存の退職年金制度の大幅な変化が不可避である点では共通である。しかしながら、どのような制度設計をすべきであるかについて経済学者の間でも大きな意見の差があり、市民には現在の給付水準を下げることを甘受する姿勢が乏しい。加えて年金改革は資本市場に大きな影響を与える:新製品を提供する機会の拡大と、資産構成の変更をもたらすとともに、どのような規制を行うべきかという新たな政策課題ももたらす。このような問題を総合的に分析することを目的に、米国、欧州及び日本から7本の研究論文が提出され、討議を行った。

日米国際シンポジウム―日本経済の景気回復は本格的か?―
(CIRJE / ニューヨーク大学スターン・ビジネス・スクール日米経営経済研究センター)

  • Organizers:
    R. Anton Braun (東京大学/CIRJE)
    岩井克人(東京大学)
    国友直人(東京大学/CIRJE)
    Rama V. Ramachandran(ニューヨーク大学)
    佐藤隆三(ニューヨーク大学/東京大学)
  • 2003年11月14日
  • フォーシーズンズホテル アンフィシアター
  • パンフレット

「日米国際シンポジウム―日米経済の景気回復は本格的か?―」は、ニューヨーク大学スターン・ビジネス・スクール日米経営経済研究センターと当センター(CIRJE)が主催し、2003年11月14日にフォーシーズンズホテル・アンフィシアターにおいて、100人を超える参加者で盛況のなか開催された。
今回のように、太平洋を越える貿易のパートナーである両国がいかにして過去の停滞から回復するかについて、ニューヨークと東京という都市の主要な二大学が共同で検討することはまさに時宜を得たものであり、有益なシンポジウムとなった。


プログラム

基調講演:
座長:八田達夫(東京大学/CIRJE)
Thomas F. Cooley (ニューヨーク大学スターン・ビジネススクール学長) 「日米における景気回復」
吉川洋(東京大学)「構造改革と日本経済」
佐藤隆三(ニューヨーク大学/東京大学)「日米のマクロ経済政策の相違点」
パネルディスカッション:
「日本経済の景気回復の強さと問題点」
モデレーター:R. Anton Braun(東京大学/CIRJE)
パネリスト:Thomas F. Cooley(ニューヨーク大学)、八田達夫(東京大学/CIRJE)、林文夫(東京大学/CIRJE)、佐藤隆三(ニューヨーク大学/東京大学)、吉川洋(東京大学)

第5回 CIRJE-TCERマクロコンファレンス (CIRJE/TCER)

  • Organizers:
    有賀健(京都大学)
    チャールズ・ユウジ・ホリオカ(大阪大学)
    林文夫 (東京大学)
  • 2003年9月27日
  • 学士会館本郷分館(東京)

今年度のマクロ経済学コンファレンスは東京で開催された。応募論文の中から選ばれた6本の実証研究が発表された。これらの論文で扱われたトピックは、金融仲介とマクロ経済,高齢化と貯蓄率,賃金の下方硬直性と失業率,家計内の所得分配,ミクロデータからみた企業金融であった。今年も、大学・日銀から30人を越える参加者があり、活発な議論がなされた。

第5回 Japan Project Meeting (NBER/CIRJE/EIJS/CEPR)

  • NBER, EIJS, CEPR, CIRJEによる共催
  • Organizers:
    Magnus Blomstrom (Stockholm School of Economics)
    Jennifer Corbett (Oxford University)
    林文夫(東京大学)
    Anil Kashyap (University of Chicago)
  • 2003年9月19-20日
  • アジア開発銀行研究所(霞ヶ関ビル内)

第5回日本経済国際コンファレンス(Japan Project Meeting)は2003年9月19-20日に、霞ヶ関ビルのアジア開発銀行研究所で行われた。これは、当センターが全米経済研究所(NBER)、スウェーデンの欧州日本経済研究所(EIJS)、イギリスの経済政策研究センター(CEPR)と共催で毎年開催している国際コンファレンスで、今年度も内外から90人以上の学者、民間エコノミスト、ジャーナリスト、政策担当者が参加し,今までで最も大規模な会議となった。2日間にわたって8本の論文が発表され、例年どおり活発な議論が交わされた。発表された論文の多くは,日銀の金融政策や,民間銀行による非効率な企業の温存に関する研究であった。