CIRJE Conferences 2024

第 19 回応用計量経済学カンファレンスプログラム

オーガナイザー 川口大司 
日程 2024年11月9日
会場 東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(小島ホール)2階 小島コンファレンスルーム
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概要 大学院生ならびにポスドクが実証ミクロ経済学分野の研究成果を発表する応用計量経済学コンファレンスが2024年11月9日土曜日に小島ホールで開催された。7本の論文が発表され、東京大学の小谷厚起氏の発表論文が最終論文賞に選ばれ、大阪大学の池内里桜氏、Stony Brook Universityの守屋隆弘氏の発表論文が優秀論文賞に選ばれた。


IEFS Japan Annual Meeting 2024

オーガナイザー

古澤泰治

日程 2024年10月12日
会場 東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(小島ホール)2階 小島コンファレンスルーム
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概要  海外からの3名の研究者と国内の3名の研究者から、それぞれの研究について報告があった。国際経済学を中心とする最先端の研究に、約30名の学内外からの参加者が触れることができ、とても有意義だった。研究会ののち、学内のカフェで懇親会も行われ、参加者同士の親交を深めた。

Economic Insights for Creating Inclusive Labor Markets: Learning from Europe and Japan

オーガナイザー 田中万理 
日程 2024年10月10-11日
会場 東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(小島ホール)2階 小島コンファレンスルーム
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概要  本セミナーの目的は、労働市場をより包摂的かつ公平に設計するため、日本とオランダの大学の研 究者が集まり、労働市場に関する共通の課題や政策的対応について、最新の研究成果を共有し、議 論することでした。とりわけ、ジェンダー課題、所得格差、働き方、自動化といった現代的な課題 に焦点を当て、データ分析に基づく実証研究の成果を共有し、効果的な政策措置に関する知見を深 めました。参加者は国内外の著名な研究者、若手研究者、大学院生を含み、活発な意見交換が行わ れました。オランダの大学からアムステルダム大学、ティルバーグ大学などから研究者6名、日本 からは東京大学、一橋大学、神戸大学などから研究者8名が研究発表を行いました。また、若手研 究者や大学院生も多く参加し、シニア研究者からのフィードバックを受けることで、学術的成長の 機会を得ました。
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Economic Research using Administrative Data

オーガナイザー 川口大司 
日程 2024年9月26日
会場 東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(小島ホール)2階 小島コンファレンスルーム
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概要 2024年9月26日、行政データを用いた経済分析に関するワークショップが東京大学で開催され、盛況のうちに終了した。ワークショップでは、労働市場や健康についての洞察に満ちた発表が複数行われた。行政データを用いた研究を推進する研究者たちが、北米やアジアから一堂に会したことで、それぞれの研究に対するフィードバックや新しいアイデアの交換が活発に行われ、それぞれの研究を深める機会となったとともに、他の研究者の最新の研究成果を知り研究動向をとらえるうえで有意義な機会となった。

Societal Sidelines: Exclusion and Resilience in the Early Modern World

オーガナイザー 山本浩司、ノラ・ベイカー、安平弦司
日程 2024年7月14日
会場 東京大学大学院経済学研究科第1教室
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概要 コンファレンスには、近世世界における周縁化(marginalization)とエンパワーメント(empowerment)をテーマに、二日間にわたって行われた。発表者は15か国から集まりマイノリティグループが戦乱や社会経済的不平等を生き抜くために採用した戦略について、さまざまな観点から議論を行いました。具体的トピックは多様で、清王朝時代の中国におけるテュルク系捕虜のアイデンティティ、近世バスク地方におけるアイルランド移民、ドレスデン王宮における愛人の昇進などについて多種多様なエビデンスと方法論を用いて探求しました。武蔵大学の踊知二教授による基調講演は、江戸日本のキリシタンコミュニティと西ヨーロッパのアナバプテストの人々の類似性と両者の宗教的アイディンティティのレジリエンスを探る比較史的分析でした。 コンファレンスのテーマである周縁化(marginalization)とエンパワーメント(empowerment)についての議論が特定の国や地域に限定されずにグローバルに展開されたことで、没交渉に陥りがちなことなる分野間でのアイデアの交換が可能になり、参加者の議論は質疑応答の最中だけでなくコーヒーブレイクやランチタイム中にも活発に行われました。