Northwestern University, University of Tokyo Conference on Sources and Propagation of Macroeconomic Impulses
Center for International Research on the Japanese Economy, Faculty of Economics, The University of Tokyo
And
The Center for International Economics and Development, Northwestern University
2004年7月9日 東京大学経済学研究科棟6階大会議室
※ このコンファレンスは文部科学省21世紀COEプログラム「市場経済と非市場機構との連関研究拠点」 "Center for the Research on Relationship between Market Economy and Non-Market Institutions"の多大な支援をうけて開催されました。
コンファレンスの概要
２００４年７月９日、１０日に東京大学経済学部で、国際マクロ経済学コンファレンスが開催された。これは、東京大学経済学部日本経済国際共同研究センター（CIRJE）と、ノースウェスタン大学経済学部国際経済開発センターとの共催によるものである。米国側からは、ノースウェスタン大学経済学部教授・助教授およびノースウェスタン大学卒で米国の主要大学の教授・助教授が参加した。日本側からは、マクロ経済学・国際経済学を専門とする東大経済学部の教授陣・大学院生、および日本銀行・独立法人経済産業研究所の職員らが参加した。２日間で９本の論文が発表された。主なトピックは、為替レートと金融政策、短期資本流入、経営資源の国際移動と対外投資、米国の大恐慌、日本の不良債権問題、産業革命の歴史的意義など、マクロ経済学・国際経済学の幅広い分野に及んだ。どのセッションも討論の時間が不足するほど熱心な多数の参加者に恵まれた国際会議だった。